事業案内 米穀小売業者の新型コロナウィルス感染拡大予防ガイドライン
5月25日に緊急事態宣言は解除になりましたが、コロナウイルスの第2波に備え「新しい生活様式」が提唱されています。また、米穀小売業界もコロナウイルスに対応すべくガイドラインが求められています。一方、コロナウイルス感染症拡大予防ガイドラインについて5月4日(月)の新型コロナウイルス感染症専門家会議は、「業界団体等が主体となり、業種ごとに感染拡大を予防するガイドライン等を作成し、業界を挙げて普及し実践いただきたい」との提言がなされました。
これを受け、各業界の代表的な約80の団体が専門家を入れてガイドラインを作成し公開しています。農水省からは、このほかの団体についても、現在公表されているガイドラインから、各団体ごとに各々の業種や施設の種別に応じて適切と考えられるガイドラインを選択、準拠し、感染予防と業務継続の両立を図るよう指示が出ています。
そこで、本会では、組合員である米穀店でも利用できるものとして、一般財団法人食品産業センターの「食品製造業における新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドライン」を準拠することにしました。配達等については、公益社団法人通運連盟等の「貨物利用運送業における新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドライン」の「トラック等の運行」部分を準拠します。
具体的には、窓の換気、マスク・手袋の着用、消毒、清掃等について実施することが細かく書かれています。これは、事業を継続していくうえで、「新しい生活様式」のもと、従業員等の健康の確保とともに新型コロナウイルス感染症患者が発生した場合に職場を集団感染の場とさせないためのものです。
業務用等の納品で米穀業界の「コロナウイルス感染症拡大予防ガイドライン」の対応を聞かれた時は、「一般財団法人食品産業センターのコロナウイルス感染症拡大予防ガイドラインを準拠しています。」と回答してください。
(抜粋)
(6)トラック等の運行
車両に2名以上同乗する場合は、全ての同乗者はマスクの着用を徹底する。
荷物や書類の受渡し時や荷役作業時はマスクや手袋を着用し、相手先との直接接触を減らすよう努める。
運転者や他の乗務員に対し、乗務中に発熱や体調不良を認めた時は運行管理者に連絡を入れることを徹底させ、速やかに乗務を中止させる。